皆様、こんにちは。はちみつ美容研究家はちみつ姉妹です。
前回、メディカルハニーの歴史をご紹介いたしました。
古代エジプト人やギリシャ人、中国人、ローマ人、インド人、そして日本人など歴史的にもはちみつは世界中で“薬”として使われていたのですが、ここで少し考えてみて下さい。『世界にはおおよそ何種類くらいのはちみつがあると思いますか?』
その数はおよそ1000種類を超えると言われています。更には、同じ種類の植物から採れたはちみつであっても原産国(土壌)によって色も味も香りも全てが異なります。
つまり、成分が変わるのです。これは食べ比べをすると分かりやすく、とても面白いので皆様も是非、試してみて下さい。
さて、その1000種類以上もあるはちみつの中で『はちみつの王様』との異名を持つマヌカハニー。今回はマヌカハニーの蜜源となる植物“マヌカ”の紹介やマヌカハニーが『はちみつの王様』と呼ばれるその背景をお話致します。
マヌカハニーはその名が示すように“マヌカ”という樹木に咲くお花から採れるはちみつです。マヌカの木はニュージーランドの北島を中心にニュージーランド全土に自生し、現地では非常に有名な植物の1つです。マヌカの木はフトモモ科の常緑低木でハーブの1種です。南半球に位置するニュージーランドでは夏が始まる12月頃から少しずつ白やピンクの可愛らしい小さなお花を咲かせます。
マヌカの花が咲いている期間はたったの4週間だけ。ニュージーランドにのみ自生し、開花期間がかなり短い期間に限られているという事がマヌカハニーが希少である理由の1つにもなっています。
ニュージーランドの原住民であるマオリ族の人々は古来よりマヌカの木を「癒やしの木」「復活の木」として様々な使い方をしてきました。ここで少しマヌカの木の使い方をご紹介しましょう。
マヌカの木の幹はスモークチップとして利用されることで有名です。
マヌカの若い木の枝の切り口から溢れ出す樹液は外用薬として傷の治癒に、そして、マヌカの葉はお茶として風邪の諸症状や切り傷、又は関節炎などに幅広く使われていました。
また、アロマの分野ではマヌカオイルが注目されています。マヌカオイルの主成分はレプトスペルモンという化合物であることが知られていますが、このオイルの効果効能も幅広く謳われ、人間のみならず犬や猫などの動物にも使用されます。
このようにマヌカの木全体で余すところなく治療目的で使用され、正に「癒やしの木」として親しまれているのです。このマヌカの木の花から採れるはちみつはなんだか凄そう!となんとなく今なら思うものです。
しかし、マヌカハニーの味はマヌカ特有の成分の影響を受け、かなり個性的。他のはちみつと比べてとても不味かったのです。そのせいで、「これは人間が食すものではない。」とされ、牛など家畜の餌だった歴史があります。それが今日では、『はちみつの王様』と称され、驚くほど高値で販売されているのですから面白いですよね。
さて、それではマヌカハニーはいつ頃から注目され、『はちみつの王様』と言われる様になったのでしょうか?
それは1988年、ニュージーランド国立ワイカト大学・生化学研究所のピーター・モーラン教授率いる研究チームがニュージーランドのある特定の地域で採取したマヌカハニーには極めて強力な抗菌物質が存在することを発見したのです。
その結果、統合医療の流れのタイミングも合ってか現在のようなメディカルハニーの存在が再度注目されました。実際の薬品に負けず劣らずのマヌカハニーの抗菌作用は体感としても効果を早期に感じられるため『はちみつの王様』と言われ、全世界に広まったのです。
いかがでしたか?
少しではありますが、植物としての“マヌカ”や“マヌカハニー”に触れていただくことが出来たと思います。次回からは更にマヌカハニーの世界、そして、その魅力について掘り下げていきたいと思います。是非、お楽しみに!!
『はちみつ美容』の第一人者であり、今の『はちみつ』ブームの火付け役。2014年朝イチに出演したことをキッカケに一気に世の中に『はちみつ美容』が広がり、先人の知恵をお借りしながら現代人の生活に合った『はちみつ』の独特な使い方を新しい角度から提案し続けることで人気である。
外側と内側から『はちみつ』できれいを作る『はちみつ美容』を提案し、幅広い層の方から指示を受けている。
海外での研究論文や薬として使われるはちみつの正体を知り、衝撃を受け研究を重ねたはちみつ姉妹推奨のマヌカハニー。ニュージーランドで採取し、輸送中の安全管理も徹底されたトレーサビリティ保証付き。
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